随風日記 勝手気儘随想帳 巻之弐
蟲。
随風さんです(∩´∀`)∩ニャハー
☆
私は、自分に与えられた仕事を完遂して満足しているようではダメだと思っています。
それは、スポーツ選手が予選を突破して満足している状態、
そんな感じだと分かり易いでしょうか。
予選を突破すれば、そのあとに必ず決勝があります。
スポーツ選手が競った結果、何を求めるのでしょう?
勝利、栄冠、な訳です。
つまり優秀な結果を残す、他を凌駕する事が最終的な目的な筈なのです。
目的は予選を突破する事ではなく、もっと高いところにある筈なのです。
仕事にも同じ事が言えるのだと思います。
与えられた仕事が100あれば、基本通りにやれば大きなミスもなく、
残すであろう筈の成果や結果は100残るでしょう。
しかしそれではただの予選突破、でしかないと思っています。
私が目指すところは、もっと上にあります。
かつて、戦国時代に羽柴秀吉が信長の命によって
何かしらの仕事を与えられて、
信長が望む以上の成果をもたらした事は
誰もが一度は耳にした事がある話ですが
例えば「1」持って来いと言われて1を持ってくるだけなら、
誰にでも出来る作業です。
しかし、1を望まれて10種類の「1」を持ってきて、
どの1が良いか選択肢を提供できる人材。
あるいは、10以上持ってくる。
そんな事ができてこそ「仕事」なのじゃないのかなと。
そんな風に考えています。
それゆえ、自然と予選突破でいいと考えている生産性の低い人間とは
意見が噛み合いません。
時として衝突も起こりました。
今は衝突は起こりません。
私が諦めているからであり、位相が違う相手に迎合することもせず、
徹底的に個人主義的に自分の仕事を思う様に運用しているからです。
平たく言えば、相手にしていない、という風にも言えるかも知れません。
仲良しこよしで他と同じような、ヌルい事をする気はないのです。
表向きは、普通の仕事をしているように見えると思います。
会社の発展のために努力している風に。
しかしそれには裏があります。
社内の評判だとか、社内縦断の人脈になど、全く興味はないのです。
むしろ、私の社外での評判や、社外横断の人脈こそ、
私が情熱を注ぐ最大の力点なのです。
私がみているのは、給与明細に乗っかる数字ではありません。
10年後、20年後の自分がどうありたいのか、
そのためにどういう行動をすべきなのか。
そのあたりを鷹の目で見ているつもりです。
鷹の目。
こーんな遅くまでご苦労様です。
の コー。
・・・こんばんは。
随風さんです。
え?
「ン」は?ですって?
いいじゃぁ ないのぉ~。
☆
今ですね、いろいろな業種、立場の方々と情報交換をする機会がありまして。
当然、いろいろな話を聞かせて頂く機会に恵まれておるわけですけれども。
得るものもありますし、時間の浪費に終わる事もあります。
ま、様々です。
しかし総じて耳にするのは、
若者の覇気の無さについてです。
どの位の年齢層が若者というカテゴリに該当するのかは
今一つ釈然としない所ではありますけれども。
弊社においてはおそらく、10代後半から20代後半を指すのであろうと思われますが、
これが他社においても当てはまるものとは当然、考えておりませんけれども、
大きく外れた予測でもあるまい、というのがわたくしの見解であります。
これを踏まえて。
☆
結局、金が欲しい。
これは全ての従業員について当てはまるものであろうと推測しています。
で、金が欲しければ人と同じ事をしていれば、他の人々の水準を超える事はできない、
こんなものは自明の理で、当ったり前だの手稲区、な訳です(?)
会社組織に属していれば、自然と人より仕事を多くこなす、
人よりも質の高い仕事をする、
こういう選択肢が自然と頭をもたげてくる筈なのですが、
弊社の「若者」はラクをして金を稼ぎたい、
そういう思考が見え隠れしているが為に、
幹部の頭部にツノを生じさせる一因となっている訳です。
業務を円滑に進めるための「要領のよさ」は歓迎されるものです。
無駄が無い迅速な作業は、それだけで賞賛されるべきものであります。
しかし弊社の若者の「要領のよさ」は少し違います。
世渡り上手、というか、上手く立ち回っているだけ、といいましょうか。
つまり、自らが労力を提供する事無く成果を上げる、といえば分かり易いでしょうか。
私はこれを見抜いています。
本当はこんなものは見たくはないのですが、
現場に身を置いているからこそ、なのでしょうけれども、
この傾向が最近、目に余るのです。
☆
言葉を選ばず、誤解を恐れずに言えば、
仕事してるフリだけしてて、そんなんで認めて貰えると思うなよコゾー。
そんな感じなのです。
はっきりいって、非常に生産性は低いと思います。
少なくとも、私が知る限り過去にここまで生産性の低い人材が盛りだくさんな状況は無かったと思います。
☆
私は、弊社には否応なく、10年以内に激震が来ると思っています。
彼らのような存在は、弊社が滅ぶのだとすればその大きな要因ともなりうる程、
そう申し上げても差し支えないでしょう。
本当に滅ぶかどうかはまだ分かりませんが、
今のままでいけば、決定的な変革がない限りは、
明るい将来は望めないでしょう。
そう考えるからこそ、コゾーと一緒に路頭に迷うつもりはなく、
相応の準備も水面下で進めています。
☆
なんだかとりとめのない話になってしまいましたが、
今、弊社の現状を危機感を持って考えている人材が、
果たしてどれほど居るでしょうか。
おそらく、ほぼ無いに等しいものと思います。
残念ながら、この時点で短期的に小波を乗り越える事はできても、
長期的に考えて大波が来たとき、全て飲み込まれると考える他ないのです。
また書きます。
随風さんでした。
( ´Д`)ノ~バイバイ
旗幟。
随風さんです。
タイトルの意味。
辞書ででも調べてください。
きし、と読みます。
☆
「身を守るため」
武道を志す人の多くが、その修練に励む理由をこう述べます。
私は武道をやっている人に必ず問います。
「どうして始めたのか」を。
で、その回答の大半がこれだったりします。
判で押したようなこの回答、私は薄っぺらいなと感じてしまいます。
なぜか?
正しい心で武を学ぶ者は、自ずから違うのです。
目つき一つとっても違います。
所作も、考え方まで普通の人とは異なります。
鋭い人間は、武の心得のある人を鋭敏に見抜きます。
見抜くというよりも、感覚的に感じ取る、と言ったほうが正確かも知れません。
オーラ、と言ってもいいかもしれない。
兎に角、違うのです。
今の世の中、普通の生活を送っていれば
それほど身の危険を感じるような事はないでしょうし、
決して少なくない時間や労力を費やして
身に着ける価値があるものなのか、と考えると、
必ずしも是とは言えないものだと思います。
☆
私は、こう答える事にしています。
「理不尽な暴力から家族や大切な人を守り、
自らが敵と考える相手が、
自分達を攻撃する事を躊躇させるため」
私が持っている技術は、丸腰でも武器を携帯しているに等しい攻撃力を持つ技術です。
ともすれば、相手を殺しかねない危険な技術でもあります。
それを自覚しているからこそ、自らを律しますし、
安易にその技術を用いる事はしません。
…少なくとも、今までに使った事はありません。
☆
「抜かずに勝つ」
剣を用いる武道の究極はこれだそうです。
刀を抜けば、どちらかが死ぬか怪我をします。
しかし刀を抜くことなく、相手を屈服させる事ができるなら、
誰も血を流さなくともすむ。
これほど良い話はない訳です。
争い事を好む人間などいません。
しかし、男という生き物は生まれながらにして
争う事を宿命づけられた生き物であるとも言えると思います。
会社での競争も争いでしょう。
より良い成績を収める事、勝つ事が至上命題となります。
☆
私が武を志した切っ掛けは、
強さ、を求めたからでした。
その強さとは何でしょう?
腕力じゃありません。
自分が自分らしく生きていく強さ。
味方が一人も居なくなったとしても、
最期まで自分の旗を振って生きていく事ができる、
そんな強さです。
それを最近、思い出したのでした。
自分を見失い、自らの死を望み、
全てに絶望して、そんなことを完全に忘れていた自分に気づきました。
週末、そんなことを考えていた、
そして間違いに気づき、
「やりなおし」を始めた随風なのです。
続・獅子身中の虫の事
随風さんです(´◉◞౪◟◉)ぬーん
札幌市内のあちこちに、桂和ビルって建物があるんですが、
その建物の正面エントランスには狛犬が鎮座しているんですね。
狛犬ですよ、獅子舞じゃありません。
…狛犬です。
いいですか、もう一回言いますよ、狛犬です。
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何年か前、社内に派閥があるとかいう話を聞いて吹いた事がある。
派閥の領袖になれるような切れ者なんか居たの、うちの会社に?と。
聞けばただ目立ちたいだけの勘違い野郎が、
自らがライバル視する人間に人が集まる事に嫉妬して、
自分の言うことを聞くやつを近くに集めて勝手にそんなことを言ってただけらしい。
ライバル視されてた側は意に介していなかったようだけれど、
派閥なんてものの危険性も知っていた筈だと思う。
この男は明るい男だがまるっきりのバカではない。
派閥があるって事は社内政治が存在するって事。
同時に、社内が分裂している事も意味する。
分裂はやがて対立を生む。
経営者や無関係な人間は、看過できない事態を巻き起こす可能性もある。
特に経営者にとっては大問題なのだと思う。
☆
会社組織は、利益追求の組織体の筈だ。
高い給料が欲しければ、会社の利益を増大させていかなければならない。
(極論だけどね)
いかに損失を抑えつつ、利益を効果的に伸ばしていくか。
その戦略がトップにあれば、その戦略が末端まで浸透しなきゃ、
効果的な機動はできない筈だ。
やれと言われている事が10あって、それを10やってればいいかと言えば
必ずしもそんなことはない訳で、10やるのは言ってみれば
「クオリファイ」だ。
これで予選突破、と考えるべき、最低レベルの合格点だと思う。
その10を、どういう水準の10にするかが各エージェントの力量なんであって、
評価されるべき部分なんだと思うけれども、
その部分はトップに見えない部分だったりする。
この水準を引き上げる、引き下げるは元より、
10を満たしていないと思われているから
「追跡調査」が行われたり、
訳の分からない機械を取り付けられたりしているのだ。
平たく言えば、信用されていないのだ。
現業サイドはこんなもんつけやがって、
面倒くさいことやりやがって、
その程度にしか考えていないようだが
信用されていないという自覚が乏しい。
きっちりやるべきことをやっていれば、
こんなものは必要ない筈なのだから。
もっと言えば、コンプライアンスを蔑ろにしている従業員を
高い給与で厚遇する必要があるの?という理屈も出てくるのでは?
中には非常に高いレベルの仕事をやっている人も確実にいる。
だが、その逆もまた残念な事に確実にいる。
どういうわけか、賞賛されるべき高い水準の仕事をする従業員が残す実績は、
その逆の従業員がやらかす失態よりも圧倒的に目立たないという
残念な現実があって、
現場の事が見えていない幹部には、
全体がそうなんだろ、どうせ。
と、いう風に、みんな同じと見られてしまう。
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自家用車の冬支度が完了したはいいのだけれど、
全然冬が来ない(笑)
タイヤが心配。
結局ね、冬タイヤは夏タイヤよりも柔らかいので、
減るのが早い。
冬型の運転を心がけているけれど、
早くもストレス爆弾になっている自分であります。
夏タイヤはポテンザを使ったら1シーズン持たなくて、
グリップは凄いんだけど、すぐ減ってスリックタイヤみたいにね、
なっちゃうわけですよ(笑)
3か月位でつるっつるになられたんじゃあねぇ、あーた。
幾らするのかって?
興味がおありでしたら、ご自分で調べてみてください。
タイヤサイズは245/40R18です。
では、今日はこの辺で。
随風さんでした。
( ´Д`)ノ~バイバイ
獅子身中の虫の事。
こんばんは。
随風さんでございますよ(∩´∀`)∩
先ずは近況とか。
…生きてます(笑)
それだけですね。
これで十分なんじゃないでしょうか。
四月五月ごろなんて、死ぬことしか考えてませんでしたし。
で、本業が終わる時間が遅めということもあるのですが
まぁ何というか、本業以外の部分で多忙を極めています。
約束ドタキャンしちゃった皆様、本当にごめんなさい。
埋め合わせは致します。
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例えば、の話です。
一日に袋一個のゴミを出す食堂があったと仮定します。
この食堂は月曜~土曜まで営業しています。
で、ゴミ収集車は、月曜から土曜まで、毎日収集に来ると仮定します。
この食堂は月曜から土曜まで、事業活動に伴って、ゴミが週に6袋排出される事は文章を読めばご理解頂けるものと思います。
また、ゴミ収集車は、月曜~土曜まで毎日1個、ゴミを収集する事もお判り頂けるものと思います。
で。
これまた仮定の話ですけれども。
ゴミ収集車が、一日に300件の食堂を巡回していたと仮定します。
そのうち、100件の食堂に対して、折からの燃料高騰を理由に、月曜~土曜までの週6回の収集を、来月初日から火曜と金曜の週2回に変更してくださいと一方的に言ってきたとします。
月末までは、
月曜300袋
火曜300袋。
水曜300袋。
木曜300袋。
金曜300袋。
土曜300袋。
これもわかると思います。
簡単な話ですから。
ところが翌月、
月曜200袋。三分の一の食堂が、毎日収集から火曜金曜の週二回に変更になったからです。
火曜は400袋。月曜に収集していない食堂の分の反動が来ます。
水曜は200袋。
木曜は200袋。
金曜は500袋。火曜金曜に変更になった食堂の、水曜木曜の営業活動のゴミが、金曜に集中するからです。
土曜は200袋。
その翌週。
月曜は200袋。
火曜は500袋です。先週の土曜の分と月曜の分の反動が出るからです。
水曜は200袋。
木曜も200袋。
金曜は500袋。
土曜は200袋。
こんな感じになりますね。
何が言いたいのかといえばですね。
こういう事が実際に行われているんです。
「効率化」のお題目の下に。
これは物凄く単純に書きましたけれど、
実際には週3回収集を週1回に変更だとか、
週二回を1回に変更だとか、
個数も1個とは限りません。
2個の所もあれば、10個なんて所も当然あるわけです。
つまり、収集件数が減少している事は事実ですけれども、
それに伴って物量も減少しているような誤解があるわけです。
件数減って楽になったんだべ?だとか
件数減ってるのになんでこんなに時間かかんのよ?
みたいな、木を見て森を見ずみたいな見解があるんですが、
私はそれを真向否定する者です。
月・水・金で各2~3袋出る事業所がですよ、
週1月曜のみに変更になったら、
月曜に最低でも6、最高なら9出る理屈です。
従来は2~3だった所が、6~9になる。
これで楽になったと?
これでわからないなら終いにはこう言って差し上げたい。
「あなたバカですか?」
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私は、今在籍している会社で頑張っていくつもりだったのですけれど、
あきらめました。
遅かれ早かれ、辞職すると思います。
理由はいくつかあるんですが、主だった理由としては
①誤った権力意識を持った社員が増えて、厭戦気分が蔓延していること。
②次期経営者と目される人物が、非常にぬるい感覚に毒されていて、その周辺の取り巻きも愚かな者が多く、その愚かな者の発言が自分の意思決定の大きなファクターとなっていること。つまり、重用すべき人材を決定的に誤っていること。
③自分は、社内縦断の人脈よりも、社外横断の人脈を重視しており、ある程度、社外横断の人脈を形成する事が出来てきたこと。
ほかにも沢山理由はありますけれど、
今後10年程の間に、決定的な転換期を迎える筈です、弊社は。
その時に、舵取りを誤らなければ良いのですが、舵取りを誤る公算が非常に高いな、というのが私の見解なのです。
別に、弊社の給与所得だけで生活を組み立てているわけではないので、会社が倒産しようが何しようが、私個人では知ったこっちゃないんですが、今のままで行けばやがて立ちいかなくなります。これは断言できます。
…残酷なようかも知れませんが、
私は従業員達が路頭に迷った様を見て笑う事とします。
その時に彼らが支払う代償は、仕事という名で正当化された、実際には会社に貢献していない、ある意味では無駄に過ごした時間の「ツケ」に他ならないのですから。
長くなりました。
今宵はこの辺で失礼を。
随風でした。