随風日記　勝手気儘随想帳　巻之弐

「やって出来ない事など無い」

不可能な事を可能に見せかける事とか、
限りなく可能性がゼロに近い事の可能性を
上げることは「可能」かも知れない。

でも、何でも出来るなんて言い方は虚偽。
そして年齢を重ねて行くごとに、
出来る事の幅は狭くなっていく。

こういうのに気づいたのは、30代の後半。
それまでは何でも出来ると本気で思っていた。

これに気づいた上で、
自分には何が出来て、
何が出来なくて、
今後の自分がどう在るべきで…

その辺を考えてある程度の考えを
まとめておく事が大事なのでないのか。

それをやってない大人には、
仕事ができない奴が多い。

そんな大人が若い奴に仕事を教える？
…できんの？と思うが。

何だか、色々と書きたい事も
書かなければならない事も確実にある筈なんだけれども、
何をどう書いて良いやら見当がつかない程の
混乱の最中に、今自分はある。

ともあれ、生きてはいるし、
気を病んでもいない。

時折、面倒臭ぇ、という掛け声と共に、
破壊的衝動に駆られ、その衝動の為すがままに
破壊出来るものを破壊し尽くすという事が
我輩にはあった。

我輩が破壊、なんて言うと、
それは大層物騒なものを連想なさる方も
一部にはおいでなのでしょうが
（その根拠はその方々の誤解に因る所が大きい）
私が為す破壊なんてものは、
自分が運営しているブログを閉鎖してしまう程度のもので、
全然、大した事無いんだと思うが如何か。

で。

ブログはぶっ壊した。
別に面倒臭くもなかったし、
破壊衝動に駆られたわけでもない。
事情ってもんが。ある。

mixi上での論争が切っ掛けだ。
しょーもない話ではあったのだけれど、
相手が「もんのすごい粘着」で、
メッセージは呆れる程送れて来るわ、
他所である事無い事吹聴されるわ、
こんな真似を他所のコミュニティーでやられたんじゃ
困るなぁというので
（実際には参加コミュニティーで
　誹謗中傷の書き込みがあった）

一旦、mixiを脱退、ブログもぶっ壊した。
勿論、運営側に事の詳細を説明し、
対処も期待しては居ないから脱退する旨説明。
暫く大人しくしていた。

ってのが、一時居なくなった理由。
mixiには戻らない。
何か違和感を感じるんだよなぁ。

何だかしょーもない話しか出来ないんじゃないか、と。
無難で、中身が伴わない、面白味のない話。
こっちは別に人の目なんか気にしちゃ居ないんだけれど、
何かモノを言っても帰って来る答えが
ほぼ同じ位相、同じベクトル。
もっと言えば「テキトー」。

何か、居場所としては違和感を感じるわけ。